2026.03.02
データサイエンスを身近に感じよう② 〜SNSの「バズ」は予測できるのか?〜
経営学部 経営学科
「なんでこの投稿だけ、こんなに伸びてるの?」
SNSを使っていると、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
例えば、Instagram や TikTok、X(旧Twitter)。同じような内容なのに、ある投稿は1万いいね、別の投稿は10いいね。
この違いは「運」だけなのでしょうか?
実はここにもデータサイエンスがあります。
バズ投稿にはいくつかの共通点があります。
・投稿時間(夜?放課後?)
・文字数(短い?長い?)
・画像や動画の有無
・感情を動かす言葉が入っているか
これらを大量の投稿データから分析すると、「伸びやすいパターン」が見えてきます。
例えば、
放課後の時間帯は高校生のアクティブ率が高い
動画付き投稿は静止画より拡散しやすい
ポジティブ感情を含む言葉はシェアされやすい
こうした傾向は、実際にデータを集めて検証できます。
ここで大事なのは、「思い込み」と「事実」は違うということです。
「面白いはずなのに伸びない」
それは本当に内容の問題でしょうか?
もしかすると、投稿時間やターゲットがズレているだけかもしれません。
データサイエンスは、感覚を“見える化”する力です。
さらに面白いのは、予測ができること。
過去データをもとに「この投稿はどれくらい伸びそうか?」を予測するモデルも作れます。これがAIの世界につながります。
でも、最初の一歩はとてもシンプルです。
自分の投稿を10個集めて、
・投稿時間
・いいね数
・内容のタイプ
を表にしてみるだけでOKです。
そこから傾向を探す。
それだけで、もう立派なデータサイエンティストです。
データサイエンスは、特別な研究室の中だけにあるものではありません。
あなたのスマホの中に、すでに実験材料はそろっています。
次回は、「ゲームの勝率は上げられるのか?」をテーマに、eスポーツとデータ分析の関係を紹介します。
あなたなら、どんなデータを分析してみたいですか?