2021.07.28
ゲスト➠盲導犬ユーザーと学生の座談会
社会福祉学部 社会福祉学科
床が冷たくて気持ちよさそう⁈働きモノのウィード。
26日(月曜日)、吉江ゼミにゲストスピーカーとして表谷光剛さん+ウィード(盲導犬)が来学。ゼミ生8名(3年生)と座談会を企画しました。4年前に来ていただいた時には多くの学生に対して講義形式でしたが、今回はフリートークというか質問攻め!!
なぜ見えなくなったのか?生活で不便な事は?表谷さんの現在の趣味は?など質問が飛びます。
もともと見えていた表谷さんが見えなくなっていく過程の話や当時の心情、盲導犬との生活など学生たちの日常にはない体験談を聞くことができました。
見えなくなって10年。でも見えなくならないとウィードと会えなかったこと、死のうと思っても死ねないつらさ。そのような気持ちからの復活。見えない人にとっては生活のすべてが『工夫』から始まることを教えてくれました。物の置き場所を変えないとか、歯ブラシに歯磨き粉を付けるのは難しいけれど指に付ければ簡単とか。
時々目を覚まし、ユーザーの足元にぴったりと寄り添うウィード。
真剣に話にのめりこむ学生たちは、表谷さんの話にうなづくのですが表谷さんには見えていないのです。だから声を発することが大切!
白杖や盲導犬を連れている人を見かけたら「何か手伝うことはありますか?」と声をかけてくれると嬉しいです、という話で締めくくっていただきました。アフター5の話も! コロナ禍でなければ学生がバイトしている飲食店で続きを話したいところでした…。
表谷さんは札幌市中央区でNPO法人プリズムさっぽろを開設しています。facebookはこちら