SEISA DOHTO UNIVERSITY

経営学部 経営学科

2026.07.20 2026.7.13(月) オホーツクリハビリテーション病院の橋本秀美さん(言語聴覚療法科科長)から「医療従事者が経営を学んだ結果」と題して講話を頂きました!
経営学部 経営学科

 岩立専任講師が担当する「職業指導」では、学生がより良いキャリア選択ができるよう、自己理解と職業理解の双方を深めるアプローチを学んでいます。その後半の講義では、各業界の現場で活躍するビジネスパーソンをお招きして、貴重なご経験や想いを学生にお話して頂く贅沢な場となっています。

今回は、医療法人ケイ・アイ オホーツクリハビリテーション病院(北見市)の橋本秀美氏をお招きし、特別講演を行っていただきました。  橋本氏は、言葉や飲み込みのサポートを行う専門職である言語聴覚士(ST)および公認心理師として第一線で活躍されるだけでなく、国内屈指のビジネススクールであるグロービス経営大学院で経営学修士(MBA)を取得されたという、非常にユニークで多彩なキャリアをお持ちです。

 今回の講演テーマは『医療従事者が経営を学んだ結果』。一見すると遠い世界に思える「医療」と「経営学」がどのように結びつき、これからの社会を生きる学生の皆さんにどんなヒントを与えてくれるのか。その講演の一部をご紹介します!

 

(1)なぜ医療従事者が「経営大学院(MBA)」の門を叩いたのか?

目の前の患者さんを良くするプレイヤーとしての知識・技術だけでは、チームや組織をまとめるマネジャーの仕事には対応できない。自分がなんとしても組織を支えなければならない」という強い想いから、経営大学院への進学を決意されたそうです。この学び続ける姿勢は、本学の学生も強く感銘を受けたようです。

 

(2)経営を学ぶことは、すべてに通じる?

講演の中では、医療業界について、代表的なフレームワークである『3C分析(市場・顧客、競合、自社)』を用いて説明してくださりました。 市場・顧客(Customer): 地域の少子高齢化の度合いや、足りていないニーズは何か?  競合(Competitor): 近隣の病院がすでに持っている設備や、新しく出現する代替品(AIなど)はあるか?  自社(Company): 競合に負けない自院の本当の強み、提供している価値は何か?  これらを客観的に分析することで、進むべき「成功要因(KSF)」が導き出されます。

これは就職活動における企業分析や、自分自身のキャリア選択、日々のあらゆる意思決定にもそのまま応用できる思考ツールとも捉えることができます。

本学での経営の学びは、医療と言った非営利組織の運営や自身のキャリアデザインにおいても非常に重要なものであることを学生は実感できたようです。

 

貴重なお話を本当にありがとうございました!