2025.10.29
北広島市×宮嶋ゼミ(2年)による地域連携デザインプロジェクトが始動!
美術学部 デザイン学科
先週、北広島市役所より市民生活課・農政課の担当者をお招きし、宮嶋ゼミ2年生を対象とした地域連携プロジェクト説明会を行いました。
当日は、市の職員の方々から、学生たちが取り組む4つのプロジェクトについて、その背景や目的、そして期待される成果について丁寧なご説明をいただきました。
ゼミ生たちは4つのグループに分かれ、それぞれ北広島市のまちづくりや地域活動に関わるテーマに挑戦します。
市内の小・中学校や公共施設で配布されている、LGBTQに関する啓発リーフレット「にじいろきたひろ(A4三つ折り)」のデザインを刷新。
目的: より親しみやすく、理解促進につながるデザインへのアップデート。
転入者向けに配布されている「町内会加入促進チラシ」のデザインを再構築し、町内会活動の魅力や意義をわかりやすく伝える工夫を施します。
目的: 若い世代や新住民の心に届く、参加意欲を高めるビジュアルとメッセージづくり。
市民生活課が事務局を担う「平和の灯を守る市民の会」に向けて、イベントや広報物で使用できるイメージキャラクターを新たに制作します。
目的: 平和のメッセージをやさしく、親しみやすく伝えるシンボルの創出。
グリーンツーリズム関連施設を巡るスタンプラリーの実施に向け、参加者が楽しみながらスタンプを集められる用紙をデザインします。抽選では北広島市産の農産物などが当たる予定です。
目的: 地域の魅力を発信し、参加者のワクワク感を高めるデザインの提案。
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学生たちは真剣な表情で説明に耳を傾け、積極的にメモを取りながら質問を交わしていました。質疑応答の場面では、ターゲット層や配布方法、デザインの自由度などについて活発な意見交換が行われ、学生たちの高い関心と意欲が感じられました。
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今後は、市の担当者との打ち合わせを重ねながら、企画立案からデザイン、制作までを実践的に進めていきます。
地域の課題に向き合い、実際に市民の目に触れる成果物を生み出すこのプロジェクトは、学生たちにとって貴重な学びの機会となるでしょう。



