興味あることに何でも挑戦―。
星槎道都大学での充実の4年間が
いまの自分の土台に。
大西 健太郎
ANA新千歳空港株式会社
グランドサービス部客室課
航空機地上支援業務
経営学部 経営学科 2019年卒業
星槎高等学校出身
快適な空の旅を陰で支える
客席清掃のプロフェッショナル。
高校教師になるつもりで大学では教員免許を取得したのですが、教壇に立つ前に社会経験を増やしておきたいと考え、自分が笑顔で働くことができそうな一般企業への就職を決意しました。働く場所として空港を選んだのは、地元から北海道に初めて出て来た際、新千歳空港の到着ロビーで戸惑っていた私に係員が優しく声をかけてくれたのをよく憶えていたからです。
現在は作業責任者として旅客機の客席清掃を行っています。お客様が降りた後の機内に乗り込み、短時間で全席を清掃します。客席500以上の大きな機体では15人程でチームを組みますが、持ち時間は16分。時間内に終了できた達成感は格別です。一度、自分が清掃した便に乗客として乗る機会がありました。機内で快適に過ごしていただいているお客様を目にして、自分の仕事の意味を改めて実感できました。今後は飛行機のドアにブリッジを取り付ける作業員など、新たな役割に挑戦してみたいです。

授業、バイト、プライベート…
どの体験も仕事に役立っている。
大学では経営学や教職カリキュラムを専攻していました。経営学で学んだ知識は、組織や人の動かし方に関わっています。いま自分が携わっているのはチームでの作業なので、問題解決や効率向上を図る際にはきっと応用できる場面があることと思います。また教員を目指す勉強を通じて得た教え方のスキルは、実際、職場での後輩の指導に活かしています。
オープンキャンパスのスタッフをはじめ、大学ではいろいろな行事で企画運営に参加しました。そのことが、常に視野を広く保ち、周囲に気を配りながら行動すべし―という意識を自分の中にかたちづくったように思います。現在、清掃作業責任者としてチームをまとめるうえで、ずいぶんと役立っているのではないでしょうか。授業でも、アルバイトでも、プライベートでも、興味関心を持ったら何でも挑戦してみる機会をたくさん持てたのが、星槎道都大学での私の4年間でした。
