SEISA DOHTO UNIVERSITY

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社会福祉学部 社会福祉学科卒業

相談支援と地域づくりで、
「その人らしい生活」を支える

千葉 ゆかさん

社会福祉学科(2023年卒業)

北海道苫小牧南高等学校出身

現在のお仕事内容を教えてください。

北広島市南高齢者支援センターで、社会福祉士・精神保健福祉士として、主にご本人やご家族からの相談対応と、介護保険サービスを活用した困りごとの解決・調整を行っています。
 また、地域をより良くするために地域課題に向き合い、団地地区の担当として雪かき交流まつりなどの企画にも関わっています。学生の力を借りて雪かきを行ったり、豚汁をふるまうなど、地域イベントを通じて多世代のつながりが生まれる場づくりに取り組んでいます。

大学での学びや経験で、今の仕事に役立っていることは?

大学ではオープンキャンパス(OC)スタッフを4年間続け、リーダーとして活動しました。もともとコミュニケーションに苦手意識がありましたが、初対面の方と話す機会を重ねるうちに苦手意識が薄れ、今では自宅訪問でも信頼関係をつくりながら対話できる自信につながっています。
 また、学科内でリーダー役を担った経験から、全体スケジュールを俯瞰して見る視野や、周囲の得意を活かしてイベントを動かす力も身につきました。現在の地域活動でも、関係者をつなぎながら企画を進める場面で活かされています。

この仕事を選んだ理由と、これからの目標を教えてください。

3年生の実習でお世話になったことをきっかけに、社会福祉の中でも地域づくりに強い関心を持ちました。福祉は一つの家庭だけで完結するものではなく、複合的な課題を抱えるケースも多いと学び、地域全体で支える仕組みづくりの必要性を実感したことが、今の仕事につながっています。
 学生時代はOCスタッフに力を入れ、4年生では実習・卒論・国家試験の準備と並行して活動を続けました。学費面でも頑張りたい思いから特待生試験に挑戦し、塾講師のアルバイトでは学習支援が必要な中高生と関わり、相手に合わせた伝え方や向き合い方を学びました。こうした経験が、現在の相談支援の土台になっています。
 星槎道都大学の良さは、先生との距離が近く、相談しやすいことです。実習先も学生の希望や適性を理解して提案してくださり、在学中に築いた関係があるからこそ、卒業後も話しやすいと感じます。OCも学生主体でありながら、一人ひとりの話を丁寧に聞く姿勢が根づいていて、私自身「こんな先輩になりたい」と思える出会いがありました。

 今後は高齢分野に限らず、子ども・障がいなど幅広い領域にも視野を広げ、必要な情報を集め、相手を知るところから丁寧に積み重ねていきたいです。つながれた人との関係を深めながら、その人らしい生活を支え、よりつながりを感じられる社会にしていくことが目標です。