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経営学部 経営学科卒業
コーヒーがある生活、
そして接客に喜びを感じます
田中悠也さん
経営学部 経営学科2019年卒業
北海道恵庭南高等学校出身
コーヒーを通じて人と向き合う喜びを感じる毎日です。
札幌にあるカフェ「coffee&chocolate Marley」で働き始めて3年が経ちます。大学して卒業してすぐ、東京で建築関連会社の営業をしていましたが、入社してすぐコロナ禍になり北海道が恋しくなってしまって。人生で初めて一人の時間を過ごしてホームシックというか……。そこで一人で出来ることは何かを考えはじめました。夢中になれる何かを探して、「コーヒー」に辿りつきました。大学の卒業論文もカフェをテーマにするほど、当時から「コーヒー」が好きだったんです。
でもコーヒーを自分では淹れたことがなくて、ほぼ毎日カフェを利用していました。自分でコーヒーを淹れられるようになりたいなと思って講習会に参加していたんです。そんなとき、当店のスタッフ募集があり、先に東京の仕事を辞めてからオーナーに連絡をとって、面接をしていただきました。無事採用いただき、北海道に戻ってきたんです。ずっと好きだったコーヒーがある生活と、コーヒーを通じて人と向き合う喜びを感じる毎日です。
大学の4年間で知識だけではなく、多くの経験が得られます。
星槎道都大学ではサッカー部に所属していました。小学生の頃から大学までずっとサッカーをしていました。サッカーはチームプレーなので、チーム力について学ぶことが多かったです。今でも大学の友人とは仲良いんですよ。人とのつながりは大学で得られた大きな財産だと思います。
経営学科で学んだことは、今の仕事にも活きていると感じています。石山先生のゼミ生でした。3年次に「第11回 大学人サミット 北の大地・きたひろカレッジ 2017」が星槎道都大学で開催され、石山ゼミのメンバーと一緒に出席したことが印象に残っています。全国の大学生が参加し、ひとつの議題に対して討論する機会がありました。当時の私は人前で話すのが苦手だったのですが、このイベントをきっかけに、苦手意識がなくなって、今では人と話すのが大好きですし、接客が楽しいと思えるまでになりました。大学での経験が、今につながっています。
たった一つのきっかけで味わいが変わるコーヒーは奥深いです。
当店はお酒は提供しておらず、コーヒーとチョコレートを楽しんでいただくカフェですが、私は飲み物全般が大好きなので、いろんな飲食店に足を運んで研究しています。単純にそれが楽しいという部分もありますし、お客様の立場で見える接客の良し悪しの勉強にもなります。当店はコーヒー豆の種類はもちろん、焙煎者・焙煎方法やカップ(食器)などさまざまな部分にこだわっています。たったひとつのきっかけで味わいが変わるコーヒーは、奥深いです。
今後の目標は、自分の店を出すこと。まずはここで店を任せていただけるようになって事業の拡大に貢献したいです。コーヒーと人としっかり向き合いながら、お越しいただいたお客様に合ったコーヒーを提供できるようにこれからも勉強していきたいです。