Q&A
在学生の方へ

学生生活・教務情報など、在学生向けのお知らせです。

Q&A 就職活動のここが知りたい!「就職活動する前の心構え」

●就職活動の不安
○就職できないのではないか
○自分が何をやりたいのかわからない
○自分が何に向いているのかわからない

就職への不安は誰にでもあります。就職活動の経験がない方は、「未知」の自分に対し、漠然と不安を抱きます。でも大丈夫。やってみないことには分からないのですから。限りない自分の可能性を試すために、まず行動から入るのも一つの方法です。  企業と学生は相互に「選ぶ」「選ばれる」という対等な立場ですから、企業に人生を決められる訳でありません。現状を正しく理解することで、少しずつ不安を取り除きましょう。
●働くこと
皆さんは卒業後、初めて経済的、精神的に「自立」します。働くことは、生活を支える収入をもたらし、やりたいことを実現する基盤づくりとなります。やりたいことを発見できた人は、人生の目標、目的が見つかったと言えます。しかし、目標を見付けることと実現させることとは違います。多くの人は夢や目標のために資金を貯め、必要な人脈をつくり、勉強を続けています。  学生のうちにやりたい仕事が見つかれば、それはとても幸せなことです。しかし、卒業後すぐにその仕事に就けなくても、実力をたくわえ、ゆくゆくたどり着くことも可能です。経験することに無駄はありません。すぐに答えを求めたり、近道を考えず、夢を実現するためのプロセスを大切にしていれば、その延長線上に様々な道を「選べる自分」がいます。「思い続ける」エネルギーが潜在的な能力を引き出し、夢の実現を可能にします。
●「学生」と「社会人」の違い
学生の皆さんは一日の行動計画、スケジュールは自分で決めることができます。授業に出るか出ないか、自分の都合で選択できます。したがって卒業までの時間を自分なりに有効に使えればベストですね?一方、社会人は自分の都合は優先できないことが多く、会社組織や取引先など、相手を優先します。仕事はスケジュールや目的がはっきりと決まっています。組織で働くと言うことは、自分に役割を与えられることです。仕事の目標や目的は明確であり、誰が何をいつまでに、どこまでするのかが決まっています。
●就職するための行動
就職活動は「会社に就職する」という最終目的は決まっていても、その目的を達成するためのスケジュールや方法は、何も決まっていません。就職活動をしながら、活動の方向性を探っていき、基本的なスケジュールは会社の都合に合わせて調整しなければなりません。「行動」とは具体的な目的があって、その結果を出すために計画的に動くことです。就職活動の全体像が漠然としている中で、徐々に具体的な目標を立て、計画的に動く「戦略」が必要になってきます。好奇心があれば試してみる、疑問は調べて解決する、これらはすべて「行動力」につながります。強い関心を積極的な行動に移すことです。
●失敗体験に学ぶ
就職活動に失敗はありません。失敗は目的が達成できないことですが、チャンスがある限り失敗はありません。上手くいかないことや、思い通りに行かないことはたくさんあります。しかし、その原因を解明し、やり方を見直したり、反省したりすれば、必ず次はよりよい結果が出るものです。「失敗」は必ず何が悪かったのか、その原因がわかることが多いので、再チャレンジするときには、前とは違う方法、アプローチが取れるという、複数のノウハウを持つ「強み」になります。
●履歴書、エントリーシートについて
○面接で会いたいと思わせる「仕掛け」づくりを

エントリーシートの中身やボリュームは会社によって違います。その形式や質問事項に、会社の姿勢や求めるものが反映されています。記入する際は、各質問事項が何を意図しているのか、よく考えることです。そしてエントリーシートは「言い切り」の文章を多用する。過去形よりは、現在形の文章にインパクトがあります。自信を持って「言い切る」ことです。遠回しであいまいな表現や抽象的な表現を避け、「こう思います」、「こうなのです」と相手にはっきり伝えましょう。「仕掛け」は相手の目を引く「言葉」、「表現」、「書き方」であり、ポイントになる言葉を引用したり、強調した書き方を工夫すること。詳しくは就職相談課のキャリアカウンセラーと2度、3度と打ち合わせしましょう!

○ 自己アピールのポイント

エントリーシートや面接では、その「人」の経験が重要なポイントです。経験した人にしかわからない「気がついたこと」、「感じたこと」、「わかったこと」などがあるはずです。その状況が相手に伝わるように工夫し、何を一番伝えたいのかを明確にすることです。「それまでの自分は・・・でした。その経験を機に・・・・に変わりました。」などなど。
● 実際の就職活動
○ とても大事なビジネスマナー

就職活動で時間や約束を守ることは重要なマナーであり、学生としては企業へアピールしたいところです。ビジネスのマナーとしては「当たり前のこと」ですが、この「当たり前のこと」を確実にできる学生は会社にとって「欲しい人材」の大前提なのです。 「マナー」の基本は相手意識からきています。「言葉遣い」、「服装」、「電話対応」、「接待」、「接客」、「会合」、「ビジネス文書」など、それぞれの場面にふさわしい相手意識が必要になります。積極的にビジネスマナーを学ぼう。就職相談課や教室の出入りの際、帽子をかぶっていませんか?携帯電話はマナーモードにしていますか?名刺交換はできますか?などなど。

○ 模擬面接トレーニングで「反応」を鍛える

面接では面接官に与える第一印象が大事です。「この学生との会話は弾みそうだ」と面接官に予感させること。また、視線も大切です。視線の落ち着きは、心の落ち着きであり、相手に安心感を与えます。おどおどしたり、やたら視線が動くのは、相手に「自信がない」という印象を与えます。 何を質問しても、「反応」が悪いと面接官もやる気が失せてきます。質問されたら、「はい」と元気よく返事するだけでも印象はよくなります。

○ 「気を利かす」より「気を配る」こと

学生同士では問題がなかったことでも、ビジネスで人と接するときには、常に相手意識が求められます。「気を利かす」ことは過去に経験したことや、周囲の状況から相手によかれと思って行動する意味ですが、ビジネスで必要なのは「気を配る」ことなのです。相手が今何を望んでいるのか、自分に何を要求しているのかを知り、余計なことをして相手に負担をかけないことです。
● 実際の面接場面
○ 面接での緊張の種類

面接で緊張するのは当たり前。多少緊張した方が、初々しい感じで好感がもたれるものです。 緊張する原因は「自分を(実物以上に)よく見せたい」、「こんなことを言ったら、変わっていると思われる」、「言いたいことが言えない」、つまり、「恥をかきたくない、優等生に見られたい」という気持ちが、強く働くからです。必要以上に他人と比較している自分に気付くことで、無駄な緊張感がほぐれてきます。 面接官は発言の内容よりも、受け答えの様子や表情を観察しています。

○ やっぱり見かけで勝負?!

就職活動で初めて会う面接官に「自分」を理解してもらうのは大変なことです。アメリカの心理学者の調査で、第一印象は「言葉」が7%、「声」が38%、見かけが「55%」という結果が出ています。就職活動での「見かけ」には、服装(身なり)、表情(スマイル)、立ち居振る舞い(行動パターン)、反応などが含まれます。

○ 面接で大切なこと

面接で大事なことは、「反応」です。大学生活の中で、的確に「反応」することを忘れてはいませんか?自分の名前を呼ばれて「はい」と返事することを忘れていませんでしたか?ビジネス社会では、「わかっているのか、わかっていないのか」、「関心があるのか、関心がないのか」など、明確な反応(意思表示)を示さないと、自分の伝えたい気持ちは相手まで届かないのです。「反応」のよさは、「打てば響く」感度の良さがあるということです。

○ 「プレゼンテーション」のコツ

新卒に求められる即戦力的な能力とは、ある程度の社会常識を身につけ、仕事を覚えようとする向上心があり、短期間で仕事が出来るようになると予感・期待させられるものです。学びの姿勢と成長を目指す気持ちが大切であるとともに、相手の話を聞く姿勢、理解しようとする力、吸収しようとする力などは入社後の活躍を期待させます。

○ よりよい「プレゼン」をするために

「話して伝える」は言葉だけで伝えなければならないので、何よりも「聞いてみたくなる言葉の使い方」が必要です。相手を聞くモードにさせるフレーズ「理由は3つあります」、「アルバイトで経験したことなのですが・・・」、「結論としては・・・・」などなど。  既知の情報や調査・報告であっても、アレンジ次第で「オリジナル」になります。そのためには、普段からまめにメモをとったり、記録に残すなどの「書き留める習慣」を心がけたいものです。就職活動では「パクリ上手」になってほしい。言葉を選んで表現する習慣を身につけてください。「結構」、「一応」、「ふつう」、「微妙」はごまかし言葉ですので、NGワードですよ。

○ 相手に対する「質問する力」を磨く

基本は「聞き上手」なのですが、人の話は「聞いていればいい」わけではありません。その内容を受けて自分も話をしなければ、会話が成立しません。  相手を知るには、「質問する力」が必要になります。質問には「意図」がないといけません。意味もなく質問するのはただの興味本位だと感じさせてしまいます。
質問のパターンその1: 「確認する」→「申し訳ございませんが、もう一度教えてください」

その2: 「意見を伺う」→「どのようにお考えですか?」自分なりの意見をもって質問することが大事です。

とにかく謙虚な姿勢で、次に生かす質問をすることを心がけて下さい。
● 最後に
○ 自分の「キャリア」を想像してみましょう!

「キャリア」とは職歴や職業を通して身に付いたスキル(熟練度)や能力のことです。キャリアを積むことは、与えられた環境や組織の中で働くことで蓄積できることであり、自分が努力して得た知識や能力、資格など、個々人の総合的な成長とも言えます。仕事を通じて成長した結果・成果、目的達成までのプロセス、経験、達成したことなど、時間的な経験の積み重ねということです。新卒で就職する場合は、できるだけ長く働ける会社を選んでほしいです。なぜなら、最初に働く会社の価値観や仕事の進め方、人間関係、仕事と社会の関わりなどの組織で学べることが、その後の人生に大きな影響を与えるからです。仕事を通じて身に付いたこと、得た技術、経験、知識、知恵などはすべて「キャリア」になります。単に働いた経験年数や役職などの肩書きではありません。自分で誇れるスキルや能力なのです。次の仕事や他の会社でも通用する「キャリア」を持つことが大切であり、そのことがエンプロイアビリティ(雇用され続ける能力)を高めることにつながります。

○  「気力」、「体力」、「時の運」を味方に付ける

就職は厳しい、仕事は厳しい、社会も厳しい、と漠然とした不安を抱いている人も多いでしょう。確かに厳しいこと、つらいことは多いですが、楽しいこともいっぱいあります。仕事で役割や責任を果たし、成果が出て、第三者から評価されるとがんばる気力が出てきます。社会では好きなことばかりではありません。思い通りに行かないことも、辛抱しなければいけないことも沢山あります。しかし、仕事を通して、人間関係を通して鍛えられながら人間は強くなっていくのです。就職はゴールではありません。社会人として第一歩を踏み出すために就職活動をするのです。就職活動を通じて、意識して自分を鍛えてほしい。  就職活動で大事なことは、とりあえずどこでもいいから就職することではありません。自分と仕事、自分と会社、相思相愛関係にならないと入社してもすぐに辞めることになります。チャンスの時は集中してことにあたり、どんなときにも行動を起こせる体力をつけておくことです。一所懸命頑張っていれば、誰かが手をさしのべてくれる、そんな時の運を味方に付けることです。