H15.12
平成15年度建築士養成研究部から今年度も4名の合格!!


ここでまず、建築士試験の合格率についてご紹介いたします。
現在建築士試験の合格率(学科・製図のストレート)は1級7%、2級で25%前後となっておりますが、これを建築士試験を30年ほど遡ってみますと昭和40年頃では1級で15%、2級で55%程度となっております。更にこの頃の試験は「学科4科目を毎年1科目づつ最高5年間の間に合格すれば良い」という、現在の「全科目基準点以上で合格」とはかけ離れた非常にのんびりとしたもので、今この試験を本学の卒業生に受験させたら、全員が合格するでしょう。
まさに建築士試験が「取得させる試験」から「落とす試験」に変遷していることが一目瞭然です。

建築士養成研究部では1級建築士へのステップとして、卒業後すぐに受験することの出来る(1級は卒業後3年目に受験可能)2級建築士対策講座を例年実施しています。前述のとおり、合格率の低下に加え「以前の1級の問題が設問される」という「落とす試験」に対し、今年度も4月より7月まで学科対策講座を、7月から9月までは製図対策講座を毎日午後6時〜午後9時に実施。
昨年までは短大からの編入生対象の本講座でしたが今年度は科目等履修生4名が参加し、結果、全員ストレート合格を果たすことが出来ました。
例年、卒業生から1級建築士合格の声も多数寄せられており、本学科の資格取得対策の成果が全国に広がっております。


土橋 麻希


笈田 沙織


奥山 和子

菅野 靖子




合格者4名と佐々木先生・石川先生・善太郎


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